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医療ニュースハック

日々進歩する医療のニュースを取り上げ、考察を加えて深堀していく。

ギリアド「ソバルディ」の薬価収載!この価格は高いのか安いのか

ソバルディの薬価が決まった。

1日薬価「6万1799.30円」

期待のC型肝炎治療剤ソバルディの薬価が決まった。

 

特徴・期待については下記事をご覧いただければ幸いです。

 

 

新規に薬価収載された2015年5月現在では、ソバルディ錠400mgの薬価は1日薬価で6万1799.30円。

中央社会保険医療協議会では13日に薬価収載を承認したとのこと。

この価格は高いのか、安いのか

ソバルディの薬剤費は12週で考えると約520万になる。

はたして、この数字は高いのか安いのか

 

海外との比較を見ると、現在その薬価から医療費高騰の非常に問題になっているアメリカに比べると約50%である。また、最低価格のフランスと比べると約90%となっており、他国に比べては安価な価格がつけられたといって良いだろう。しかし、社会保障制度・保険制度の違いがあるので一概には安い=医療費が比較的抑えられるとは言えないであろう。

また、ソバルディは国内では初の作用機序薬であり画期性加算がつけられた。

理由は高い有効性及び安全性とインターフェロン治療での初期入院が必須ではない点等である。

 

メーカーピーク時予測としては、投与患者が1.9万人で、予測販売金額が987億円とのことである。(発売2年目と想定)

またソバルディのポテンシャルでは市場拡大再算定は確実であろうことからより売り上げは読めない。

患者負担はどの程度になるのか。

以前、ソバルディの想定価格とその患者負担を計算した。

 

ここで想定した価格は12週薬価で1000万と700万であったが、大幅に下回る520万となった。この価格でももちろん高額医療費負担は適応の範囲内であるので、単純に薬剤費に関して国内の医療費としては大きく上がることは間違いないといえる。 

 

日本薬剤師会からの指摘「ピーク予測を上回るのでは」

阿部好弘常務理事は、1.9万人を上回ると指摘している。

製剤の有益性から潜在患者への投与が推測され、そのことよりギリアド予測値よりも患者数が増えるとの指摘である。

実際にそのような事になれば(私も1.9万人よりも増えると考えているが)更に薬剤費が非常に大きくなるとの指摘があり、これからどのようになるのかが楽しみでもあり、不安でもある製剤である。

 

しかし、対象患者にとっては非常にメリットのある製剤であることは間違いないであろう。

 

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medical-news.hateblo.jp